第4回 大人BC「ビーバー族のしるし」 2010年12月
前回の大人BCはこんな様子でした。
○アイスブレイク 「近況を話そう」
○自分の読みを語る 7分×7 約50分
・・・質問、合いの手、自然なうなずきやつぶやき、つなぎオッケー
○出てきたテーマについて語り合う
・マニトゥとは
・「しるし」のとらえ(題名)
・本の読み方、読む時間の確保について
○ふりかえり
・・・本日は自由な角度から
☆トマ☆
・聞いてくれる、安心感があるから話せる
・自分にとって大切なことを中心に考えると、作品のテーマは一つではない
・話しているうちに言いたいことが増えていく
☆トミー☆
・2時間カフェにどっぷりつかり、読書ノートで整理しながら読んでみたい。広木さんのノートがよかったから。人の読み方を真似してみるのって大切かな。
・ブッククラブを「読めている」「読めていない」のわくでくくるのは苦しい。
・気軽に、というのはおれにとっては大切なこと。
☆青ちゃん☆
・僕らはフィルターをかけて物事を見て、読んだりしているのだけど、その「フィルター」は悪いものじゃなくて、無理やりよくしようってもんでもなくて、生きていくうちに変わっていくもの。深い読みをさせる必要はないけど、違うフィルターがあることがわかるのは大切!
・だから途中で集まって話をすることで、すごいエネルギーがあるんだなあーーー!と思いました。
☆いがちょ☆
今日は、実は、何か言いたいことは特になかった。けど、始まった途端、言いたいことだらけになった。
今回は客観的に読めた、と思ったけど、トマの意見を聞いてみると、やっぱり主観だったなあ、と思った。
ヒロッキーとマコトのポジティブ読みにはおどろいた。
トミーがビンゴで同じことを言ってたので、すごいと思った。
ナミは実体験とよく結びつけてた。
青ちゃんは「おもしろくないと感じた」と共通点があった。でも結局青ちゃんの読みのくせはまだわからない。
☆ナミ☆
いろいろな読み方(ひっかかり?)があるのがわかる。
どの読み方が正しいのかという答えはないのだろうが、「書き」に強い人がいるのと同じように、「しゃべり」に強い人がいるということもあると思う。
個性がすけてみえるのがまた良い。
自分(の読み)以上の収穫があるのが良い。
☆ヒロッキー☆
・質問は、話しながら生まれる。
・必ずしも、本文に返る必要はないかな。
(大人なので、読めていない・・・というよりその人の読みになっているから。本人が読み返したければそうすればいいけど)
・BCの準備のためのノート+話し合い、以上に深まる読み方はない。
・一人ひとり、その人自身の問題意識にそった読みをしている。それでいいし、そこが面白い。
・7人は1チームの限界。
・今日は、「つながり」が面白かった。
映画「アバター」、青ちゃんやトマがもってきた本、ナミの来年からの活動・・・。
・子どもたちとBCやっているので、ノートづくりや話し合いの仕方、どこまで子どもたちをサポートしようか、任せようか、そのヒントがかなり得られた。
☆マコッチャン☆
その「人」が見えてくるところが楽しい!
それが教室の文化となるには?
話し合いの中でうまく言えなかったけど
「しなやかな心で相手を理解する」
このフレーズが気に入ってました。あとがきからです。
ポジティブ読み、つまりヒロッキーは白人とインディアンはわかりあえるという方向で読んでいました。
ペーパーバックも読みたくなり注文しました。